皆さま、新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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毎年初日の出は我が家のベランダから拝みますが、今年初のお日様は日の出時刻から30分程遅れて、雲間からのお出ましとなりました。
2020年、新年の抱負など何もありません^_^;
ただ、「今ここ」に寛いで、自分の内側からやってくる感覚にできるだけ従って生きたいと思います。
いろんなことを探求してきましたが、やっぱりすべては「今ここ」なのだなと思っている2020年の幕開けです。
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年末になんとなく自分の内側に入りたい気分になり、辻麻里子さんの遺作『藍の書』を読みたくなりました。
その中で今の自分の気持ちと共鳴する文章があったので、載せておきたいと思います。
ただ、まだ私は”自分がだれなのか"を頭で理解しているだけなので、辻さんと同じ境地とは全く言えないのですけれど。
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私は、自分が誰か知っている。それが私の最大の強みであり、それと同時に最大の弱みでもあった。
しかし、これからは誰に遠慮することなく、淡々と自分を生き、淡々と自分であり続けることだ。
そこには気負いもなく、使命感もなく、そして目的もない。
「目的や意味をも超えた向こう側へ辿り着くために」
それは場所ではなく、どこか遠い所にあるのでもなく。今、この瞬間にそれはある。
汝自身を知り、汝自身で在り続けること。
増えないし、減らない。もともと全てがあり、全てがどこにもない。
失う恐れもなく、失う恐怖もない。
ただそこに存在しているだけ、なのだから。
「意識の集う場所」という意味が今ならわかる。
一人ひとり個々の経験をしているが、意識はひとつにつながっていて、たったひとつの意識があるだけなのだ。
私は、人間という経験をしている宇宙意識である。
『藍の書』辻麻里子著 P364