先日(1/27)、ヒプノセラピー(催眠療法)の日本での大家と言われる中島勇一先生の勉強会に参加してきました。
私は数年前にヒプノセラピーを勉強して、細々とセッションもしていますが、ヒプノ自体の位置づけが自分の中であいまいで、あまり積極的にやる気にもなれずにいました。
そんな折、信頼できる方からお声かけ頂いたのと、有名な中島先生にお会いしてみたい、そして何かちょっとでも自分にとってヒントが得られればいなという思いで参加しました。
最近の私は勉強することにも仕事をすることにもあまり情熱を傾けられず、ただ気が向いたことをして遊んでいる日々でした(^^;
それは悪いことではなくて、むしろそうする必要があると思っていて、不安にかられて仕事や勉強をしようとする自分を感じる度に「ほらほら、また不安になってるね~」と自分を観察する日々。
会の冒頭で、中島先生は過去には精力的にヒプノセラピスト養成講座やグループ・ワークをされていたそうですが、2011年以降あまり積極的にそれらをする気がなくなってしまったとおっしゃられていた。
それを聞いて、「おやおや、私も一緒じゃん!」と。
そこでさっそく親近感を感じました。
人は成熟するとそうなると、勝手に思っている。
3次元的な成功をいくら目指しても、エゴは決して満足しない。
今回の勉強会はお弟子さんからの熱い要望によって実現した会。
どんな勉強会なのかよくわからずに参加した私。
技法的なことについて専門的な質問をしたりするのかなと思い、参加表明はしたもののあまり真面目に質問も考えていなかった私には、最初から「テクニックではない」という話が出て、「おおおっ!」と感動。
テクニックで癒そうとしている人は、セラピスト自身がそこにいないんだよね。
だから、私もテクニックを教わってもあまりそれらを磨こうという気持ちが起きない💦
中島先生はそこにいました。
生身の中島先生のプレゼンスを感じた。
そして、蓋を開けてみればセラピストが解決したいテクニックの話ではなくて、セラピスト自身の人生での悩みについて向き合うことになっていた。
一人一人の話を聴きながら、突然エンプティーチェアが出てきたりして、あれれ?これってゲシュタルトじゃん!!!
1日参加して、「これがヒプノですよ」というのはなかった。
自然な流れで軽いトランス意識になって、参加者一人一人が心の重荷を解放して、表情も明るくなっていく。
う~~~ん、そうそうそう!
これでいいんだよね~~~~!!!
中島先生は自分が色んな勉強をしたのを自分流に取り入れて、唯一無二のナカジマ・セラピーをしていらっしゃる。
私もこれでいいんだ!!と思えました。
そして、私の原点であるゲシュタルト・セラピー時代のグループ・ワークの醍醐味を久々に感じて、私もグループ・ワークをやりたくなりました!!!!!
サユリ・セラピーなんだけど、そんな名前じゃ誰も来てくれないから、とりあえずゲシュタルト・セラピーのワークショップをやろうかな?
いえ、やります(*^_^*)
ここしばらくかなり軽~いスピリチュアル・モードにいたけれど、私はこういうグループ・セラピーなどの場で参加者が自分の痛みや悲しみや闇と向き合っていく様に接する時に何とも得も言われぬ親愛の情を感じてしまうのです。
やっと魂と魂で出逢えた、みたいな実感がある。
スピ・モードとは波動がちょっと違って、少し重い世界。
でもそこに、生きてる実感がある。
スピ・スピ・神様も大好きだけど、そっちに行こうとすると必ず、きれいごと言ってる人の心の闇とぶつかってしまうので、やっぱり私のフィールドの中心は心の痛みと向き合う領域なんだなと再確認しました。
近日中にゲシュタルト・セラピーのイベント告知しますので、みなさまどうぞよろしくお願いします。